しねあみゅーず
映画「赤い文化住宅の初子」、
昨日観に行ってきました。
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ここんとこ密かにいろいろな面で苦境におちいりがちで
精神的にすさんでたボクにとっては、
とても癒される映画でした。
人生が切ない人には、是非観て欲しい映画ですね。
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初子の兄・克人がすごくいい!
唯一の家族である妹を、けなげに一生懸命守ってます。
ギルバートグレイプのジョニーデップみたい。
いろいろやらかしたりもするんですが、
「そのくらいのハメ、はずさせてやんなきゃ、
報われないよな。」と思わされるんです。
ラストシーンなんて、兄貴のためのハッピーエンドに思えて、
涙がボロボロ出てしまいました。
(決して安っぽいお涙ちょうだいの話ではないんですけどね)
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とにかく、タナダユキ監督の
原作に対する深い深い愛情を感じまくりでした。
原作者の松田洋子さんが、
ご自身のブログでこの映画を押してらっしゃるのにも、
納得です。
(松田洋子さんのブログ:http://matsuda39.exblog.jp/)
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絵は、映画と原作の初子を融合したイメージ画。