まいったといういみのかんぱい


松本次郎氏と、担当編集と、3人でお茶。
がてら、それぞれの打ち合わせ。



自分以外の作家さんの打ち合わせの現場を見るのは、
ひょっとすると、初めて、かも。



うーーーーー。
松本次郎、凄すぎ。
やっぱり天才。


とにかく凄まじい勢いで、次から次へと膨大に物語のアイデアが出る。
猛烈に出した後、今度はばっさばっさと今まで出てきたものをそぎ落とし始める。
そのそぎ方もまた、豪快!
そして、繊細!
担当編集のY氏も、ボクとの打ち合わせの時には見せない、真剣勝負のまなざしで僅かに不安な箇所を指摘。
その小さな指摘を受けて、また膨大なアイデアを積み上げ、削ぎ落とす次郎氏。
そんな目の回る様な展開を、短時間のうちに、何度も何度も繰り返していく。


あまりの迫力に、絶句。
これが、天才か・・・。


いいものが見れた。勉強になった。


・・・という気分の裏側で、自分の足りなさ加減に、絶望。