かみついてよし


最近ちょっとおもうこと。


テレビでもラジオでもネットでも、何かって言うと、子どものことで物申す親を「モンスターペアレント」と、ひとくくりで非難する傾向がある。
冗談じゃない。
子どものことに関して、意見を言ったり抗議したりすることは、親として大事なことだとボクは思う。
むしろ、子どもの悩みに対して「そんなことは、あんたが自分で解決しなさい。」と、一見、自己責任論を展開するかの様に見せかけて、その実、全責任を子どもに押し付ける・・・といったような親の方が、全然増えてる気がする。


子どものちょっとした異変を教師と一緒に解決ようと相談したくても、自分がモンズターペアレントになってしまうことを気にして、いざとなると行動に移せない親御さん。結構いるはず。
いやしかし、それは間違ってる。


理不尽ないちゃもんをつけるクレイマーは、どの業界でも必ずいる。
そういう難癖を処理するのも、業務のうちだろう。
(担任の教師がすべて請け負うべき!というのでは、当然ない。例えば、法令に詳しかったり人一倍ひとあたりがいい教師などで構成した「クレイマー担当部門」等を組織するなりして、きちんと対応するなどの工夫はできそうなものだろうということだ。)
教育界。特に「親」という単位ばかりを切り取って悪者にするのは、偏見そのものだ。
無知と言っても良い。
いかにも少子化社会=少親化社会の悪い面だ。


自分の子どもの問題は、親である自分の問題と思って、良い。
堂々と意見でも抗議でもすべき。
むしろ、率先して子どもを差し置いて噛み付こう!
「親」なんだから。
頑張れ。日本の親。