もえつきしんどろーむ


ライドバック最終話を描き上げて、すっかり「燃え尽き症候群」におちいってました。


やっぱり思い入れの深い作品なだけに、最終話となると注ぎ込みたいものがあまりに多すぎて、詰め込みきれないほど。この一話だけで、10話分くらいの労力をつぎ込みました。(精神的苦悩はもちろん、描き直したり、展開そのものを根本的に見直したり、また元に戻したりと、物理的に描いた量自体もかなり多かったです。)
そうした七転八倒の挙げ句、なんとか自分なりに納得のいく形に納める事は出来たと思います。
描き上げた瞬間は、締め切り間近だった事もあり、感慨にふける余裕すら無く、ただただ頭の中が真っ白といった状態でした。
本当に燃え尽きました。


・・・が、フラッパーで連載中の「スコペロ」の締め切りが容赦なく迫っていたため、燃えカスに無理矢理火を焚き付けるようにして、必死にペンを動かしました。
まるで、全力を出し切って300mくらい泳いだ後に、間髪入れずもう300m泳がなければならないような感じ。脳も腕も、なかなか動かず、毎日半べそ状態。とにかく進まない分は睡眠時間を削りまくって、乾ききった雑巾をしぼる作業を続けました。
さらに困った事に、こういう余裕の無い時ほど、うまく手が抜けず、妙に作画の手数が増えたりしてしまいます。


しかしそれも、先ほどようやく、ほぼ描き上げることが出来ました。
あとは、最終的な仕上げのみ。
無理矢理描いた割には、まあまあなものが出来たのではないかと思います。いやそれどころか、かえっていつもより面白いです。たぶん。
今は相当もうろうとしてるので、その辺の判断は、いまいちついてません。



はあ。。。。
できれば、1週間くらい、寝たいです。