うちゅうくうぼ


仕事がひと区切りしたので、
なんかビデオでも観ようかなあ〜、と、借りて来たのが
「GALACTICA/ギャラクティカ」。
以前、「スコペロ」同じフラッパーで連載中の
虚数霊」の作者・むらかわみちおさんに推奨されてた作品で、
ずっと観たいと思ってた、海外ドラマシリーズです。


内容は、ボクが子どもの頃に観た
「宇宙空母ギャラクティカ」という米製ドラマのリメイク。
しかし当然のごとく、あの頃の特撮や内容に関する部分の、
ある種のチープさ(いい意味も含んでます)はすっかり塗り替えられて、
ものすごく深くてハードボイルドな社会劇になってました。


人類が様々な星々に植民する時代。
サイロンという機械生命体が、ある日突然人類に攻撃を仕掛け、
あっという間にほとんどの人類を壊滅させてしまいます。
生き残った人類は、宇宙船団を組み、
未開拓の宇宙域に向けて、逃避行を繰り広げる・・・。
というストーリー。


宇宙船団と言っても、戦闘機能をもつ宇宙船は、
ギャラクティカのみで、あとは、民間船ばかり。
新機軸なのは、その軍事組織を民間人の代表者たる
代理大統領(本来の大統領は、最初の攻撃で死亡)によって、
ギャラクティカとその乗組員を「文民統制する」・・・という設定。


こういう設定って、ものすごく痺れちゃうんですよね〜。
船団の中には、囚人ばかりを乗せた護送船なんかもあったりして、
さらに物語を、嬉しい方向にややこしくしてくれます。


まだ、はじめの数巻しか観てませんけど、ぐいぐい引きつけられてます。
続きが早くみたい!!


イラストは、むらかわさんの同人誌に寄稿した
某・宇宙戦艦の戦闘時の風景画です。