よみたいもの

自分が男チーム(「バディもの」と言うらしい)漫画を読みたいから、プロフェッショナルな人に全面否定されようが、執筆作業がキツかろうが、無理してでも描く。

(ザッドランナー3巻28ページ)
これこそが数日前から何度も書いてるように、
「執筆してる最中の、作り手の立場」=「過程」ではなく、
「完成した作品を楽しむ、読み手の立場」=「結果」ということ。
ただし「読み手」といっても、これはいわゆる「世間一般のマス読者」という意味では無い。
あくまで「自分」が対象。
ボクが描くのは「皆が読みたいもの」ではなく、「自分自身が読みたいもの」だ。

(ザッドランナー3巻36ページ)
そうした自分本位の姿勢。
「商業誌で仕事をする作家として間違ってる」
「エンターテインメントは、むしろ自分を抑えてこそ成立する」
そんな指摘もよく受ける。


うん。そうかもね。


言われた事だけは、一応、憶えている。