ならずもののせなか

背中映画というと、ボクは真っ先に
クリント・イーストウッド主演監督の「許されざる者」を思い浮かべる。

許されざる者
この映画はいわゆる西部劇でありながら、ほとんどドンパチが無い。
自分の功績や武勇伝を饒舌に語りまくる、自称ならずもの達と、
黙々と色んなものを背負い、ひたすらおのれの牙を隠す、真のならずものを対比する
ちょっと変わった映画だ。


良いならずものの背中は、決して圧倒的な強さのアピールじゃないと思う。
むしろどこか、はかなくて、せつなくて、孤独で、そして・・・・

(ザッドランナー1巻p75)

(ザッドランナー2巻p64)

(ザッドランナー2巻p120)
・・・そして、エロスを醸しているもの。
とボクは思っている。