きゃのんぼーるらん

アニメ・RIDEBACK。オープニングがたまりません。
颯爽と高速道路を突っ走る琳。大げさではなく、100回以上繰り返し観てますけど、いやあまだ全然かっこいいです。そして美しい。ただ表面的に素敵なだけじゃなく、80回目位から胸が締め付けられて、ちょっと泣けてきちゃったりしてます。


ただ、残念なのは・・・


原作の漫画に、「高速道路を突っ走る琳」という場面が無い事!
なにしろ漫画の中ではほとんど、住宅密集地とか林の中みたいな、狭い(そして描くのが面倒な!)所ばかりを走ってましたから。
なので、あのオープニングを観ながら「ああ・・・。これは、漫画のあのシーンなんだな。」と原作に引き寄せて、感慨にふけることが出来ないんです。とほほ・・・。


しかし!
ライトノベルライドバックには、ほぼそれに近いシーンがあるんです。

深夜の高速道路を、猛烈に突っ走ってます。
そしてその描写は漫画ともアニメとも違う、小説というメディアでしか出せない、すばらしい疾走感と叙情にあふれています。ボクがオープニングを観て、胸が締め付けられるような気がしてきたのは、このノベライズ版ライドバックのシーンと、脳内でリンクしてたせいなんだと90回目くらいに気がつきました。


というわけで本日、小学館刊・ガガガ文庫より、陸凡鳥(くがぼんちょう)著「RIDEBACK-キャノンボール・ラン-」というライトノベルが、発売されます。
アニメ版が楽しめた方は、ノベライズ版の御賞味を、オススメします!

ガガガ文庫サイトhttp://gagaga-lululu.jp/gagaga/
ノベライズ版ライドバックを、読むにあたってのご注意!
ストーリーや設定は、漫画版ともアニメ版とも違う独自の物です。とりあえずGGFもGGPも、存在しません。なのでそれがらみの展開による、登場人物達を取り巻く状況の変化は、無い事になってます。そのかわり、一般道では危険なライドバック乗り達が台頭しています。琳達は、その危険なライドバック乗りの中でも、最強&最凶の漢から勝負を挑まれ・・・
な〜んて展開のため、今後のアニメの成り行きを楽しみにされてる方や、漫画の御購入を検討されてる方にも、ネタバレのご心配はまったくありませんので、安心してお買い求め頂けますです。



・・・あ。
アニメは、もちろんオープニングだけじゃなくて、本編もエンディングも予告も提供クレジットも、素敵です。念のため。