じゅうりょうかん

先日某編集者と打ち合わせをしていて、衝撃を受けた。
「カサハラさんの漫画の弱点は、『重量感』ですよ。
内容がどうのじゃないんです。
見た目の画風。絵の雰囲気。重たいです。」


以前から、絵が泥臭いとか古くさいとかは、何となく言われてたけど、
「重量感。それが悪。」と指摘されたのは、初めてだった。

(ザッドランナー1巻p181)
絵にせよ、映像にせよ、平面に投影されてる物には、重量などない。
そこに視覚的な「重さ」を感じさせる「ウソ」こそが、絵の醍醐味のひとつだと思っていた。


...んだけどなあ。