さくがのどうぐ

たしか4巻くらいまで、ペン入れはGペンを使ってた。
でも、なんか描き味がゆるくて、画面に攻撃力が無い気がして、4巻のラストの回(24話)から思い切って、丸ペンを使ってみた。
丸ペンによるペン入れの絵は、ツンツンしててなかなか悪くない。
けれども半年使ってみて、どうも相性が良くないというか、肩こりがひどくなってきたので、6巻の最初の回(31話)から、ボールペンでのペン入れに切り替えた。
ボールペンは、インクを付けなくていい分、作業効率も上がるし、様々な角度に自由に動くので、肩とか楽。描き味も、スケッチみたいに丸く勢いもあって、結構気に入ってる。

しかし、今月のIKKIに載ってる回(58話)は、丸ペンもボールペンも使わず、久しぶりにGペンのみでのペン入れに切り替えた。
理由は、4巻までを読み返してて、
「このゆるさは、いいかも。」
とあらためて思ったから。

(58話1コマ目)
描いてみた感想は、
「う〜ん。久しぶりな感触だなあ。」


ただ、心配なのは、そうやって気分次第でころころ作画方法を変える事で、
読者の方々が、読みにくいと思われてしまわないかという不安だ。


・・・シェルツ君にいわせると、
「ゆるいとか、攻撃力が無いとか、丸いとか、悪いけど全然区別がつかないです」とのこと。
全然区別つかない、と言い切られてしまうと、それはそれでちょっとさみしい。